皮膚の仕組み

皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」の三つの組織から構成されています。「表皮」は4層構造になっており、上から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」です。一番下の「基底層」で作られた新しい細胞が「有棘層」そして「顆粒層」、「角質層」へとそれぞれ対応する細胞になって再生を繰り返します。そして体内の水分を守り逃がさないようにする、バリアの役目を担っています。

「真皮」は「表皮」の10倍の厚みがあり、コラーゲンとエラスチンと呼ばれる弾性繊維でできています。これらが網目状に形成され、その間をたっぷりの水分を保持するヒアルロン酸などが満たし、肌の張りや弾力を保ちます。また真皮層には表皮の基底層にまでつながる毛細血管が張り巡らされていて、新しい肌に作りかえるための酸素や栄養分を供給する役割もあります。「皮下組織」は主に皮下脂肪でできていて、体温を管理する役目と外部からの刺激から体の組織を守る働きがあります。

これらのどの部分に肉割れができるかというと皮膚の奥の「真皮」の部分です。真皮には伸縮性が乏しく表皮のようには伸びません。張りを保つ役目を持つ真皮に伸縮性があると重力によって垂れてしまうからです。そんな真皮が急激に皮下組織から押させることによって、無理に伸びようとするために亀裂が入るのです。